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2019/02/13

「オン・ザ・ロード1972」<42>07/19 鹿児島大学寮(1)

<41>からつづく

Jkk1
「オン・ザ・ロード1972」 80日間日本一周ヒッチハイクの旅
「時空間」創刊号 1972/11/20 時空間編集局 ガリ版ミニコミ 102p 目次  全日程
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<42>1972/07/19 鹿児島大学寮(1)

 さてこの大学寮に、どのようにしてたどり着いたものか。おそらくどこかで知り合った学生が、この寮まで連れてきてくれたのだ。私は高校を卒業した後、三か月ボイラー修理工として働き、その資金で旅に出たのだ。だから、大学寮というものは知らない。

 正確に言えば、高校生時代も大学のキャンパスや寮で展開される学生運動の痕跡のあるスペースには出入りしていたので、まったく知らない訳ではなかった。しかし、自分が宿泊するとなると別である。ジロジロ見てしまった。

 それは年季の入った木造の、しかも平屋の建物だった。鹿児島大にも、いろいろな寮があったのだろうが、ここはそうとうにボロだった。壁は土壁で、しかも崩れかかっていたように思う。

 しかし訪問した日は7月19日。おそらくもう大学は夏休みになっていた。だからほとんど寮には学生はいなかった。誰か、留守になっている三畳間か四畳半くらいの、散らかったスペースに自分のシュラフを敷いて止まったのだった。

 あの大学寮、私が一宿の恩義を預かってから、すでに47年が経過している。今、現存しているとすれば、そうとうにあり得ないほどにボロであろう。あるいは、もう立て替えられて、すっかり近代的なパンションにでもなっているかもしれないな。

<43>につづく

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