「オン・ザ・ロード1972」 <32>07/09 頭脳戦線恍惚合宿 於 山岸会(2)
「オン・ザ・ロード1972」 80日間日本一周ヒッチハイクの旅
「時空間」創刊号 1972/11/20 時空間編集局 ガリ版ミニコミ 102p 全日程
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<32>1972/07/09 脳戦線恍惚合宿 於 山岸会(2)
合宿やゼミとはいうものの、そのスタイルは別段にシステム化されたものではなかった。三日間のうちに、それぞれが三々五々到着集合し、緩い開会式があり、いくつかの有名無名講師がいて、それぞれの分科会のような形でサークルを作って歓談した。
その中には、アサリ式色彩診断法を前面に押し出していた末永蒼生氏もいたはずだし、自然食の面から陰陽五行の食養を称揚するグループもあった。アートグループとしてクレパスで絵を描くグループもあったようにも思うし、ヨガとか瞑想とかに触れるグループもあったはずである。
全体としては、決まりきったコースを受けるというよりは、それぞれがまちまちの道をたどりながら、ひとまとまりになったら、一体何ができるのか、というような手探り状態の人々の集まりだったのではないだろうか。
一方山岸会については、会場が三重県春日山の山岸会だったというだけで、その片鱗については、ほとんど頓着しないまま終わった。山岸会という存在の意味は分かっていたし、決して無視するわけではないいが、どこか若者文化という範疇からは外れている気がした。
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