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2019/01/04

「スティーブ・ジョブズ グラフィック伝記」 ケヴィン・リンチ

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「スティーブ・ジョブズ グラフィック伝記」
ケヴィン・リンチ (著),    林信行 (監修),    明浦綾子 (翻訳) 2018/11 実業之日本社 単行本(ソフトカバー): 272ページ
No.4239★★★★☆

 いつも行っている公共図書館のうちの一つが、昨年末に新装開館となった。3・11で被災し、カナダ政府からの援助により木造の建物として臨時に活動を続けていたが、数年前から駅前ビルの中に新設されることが決定し、ようやく開館にこぎつけたのである。

 小さな木造平屋の図書館も悪くはなかったが、今度の駅前ビルの図書館も悪くない。一番心配していたのが、駅前ゆえに駐車場は有料になるのではないか、という点だった。どうやらその心配はクリアした。一時間だが、無料で立体駐車場が利用できるのだ。

年末は来客もあり、仕事もありで行くことが出来なかったが、ようやく正月明けのきょう覗いてきた。エレベーターを2階でおりて、ゲイトをくぐると、すぐに見えてきたのが、新刊本コーナーだった。その中にこの本が残っていたのは奇跡ともいうべきタイミングだった。

 中身はまぁ、これまで何度か読んだジョブズ伝記で、決して目新しいとは言えないが、ずっしりと重いアートに印刷された選りすぐられたグラフィック画像が美しい。パラパラ見ているだけで、一冊読んでしまった気がする。

 彼は間違いなく私たちの時代、私たちの世代の、最も秀でた天才の一人ではある。ある人の評価によれば、スティーブ・ジョブズ=トーマス・エジソン+ヘンリー・フォード+ウォルト・ディズニーである、という。なるほど、とうなづける。

 パソコンやスマホの発明者としてエジソンと比肩し、iPhoneの大量生産ラインをフォードの工場に見立て、ピクサーをけん引してディズニーを上回るアートの世界を築いた、というのが、その理由だが、まぁ、そう評価されるだけの天才ではある。

 されど、死後7年が経過して、同じような伝記ばかりでは飽きも来る。そろそろここらで、彼のスピリチュアリティについての徹底的な評価もあっていいように思うが、ある意味それは、おそらく彼の評価の一部に終わってしまうのだろう。

 彼は、パソコン+iPhone+ピクサーのスティーブ・ジョブズでいいのだろう。

 なにはともあれ、新図書館で借りた一冊目が彼の伝記であったことを記しておけば、当ブログとしては、それでことは足りてしまう。

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