「臨済録」 入矢義高 <2>/ 「臨済録」 OSHO<5>
「臨済録」 <2>
入矢 義高 訳注 1991/01 岩波文庫 ワイド版岩波文庫 並製 ・ カバー ・ 230頁
★★★★★
最初はわりあいスムーズに読み進めた。 中頃になると、なかなか手ごわくなる。最後の頃には、ほとんど、お手上げ感が漂う。しかし、これはあくまで日本語訳においてなのだ。これが、読み下し文や、漢文の原文では、ほとんどギブアップだろう。
そこで、さっそくOSHOの「臨済録」を開く。
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「臨済録」<5>
OSHO (著) アナンド・モンジュ(訳) 1993/11 出版社: めるくまーる 単行本 282ページ
★★★★★
いやいや、そうじゃない。当ブログにおいては、そもそもOSHO臨済がメインなのだ。その補助として、臨済録の原文を手に取ったのだった。
しかし、それでもまた、そもそも臨済録とはどいうものか。それを理解したい。そして、OSHOは、それをどのような雰囲気の中で語っていたのか。それを理解するに役立つのは、最近、天井階から出て来た、OSHO-RINZAIのビデオ一本。
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RINZAIはたった一本しか出てこなかったが、それでも、あの時代、OSHOがこのような雰囲気の中で語っていたのだ、という臨場感が湧き上がる。
そして講義内容は、英語原文で確認する。
このコングロマリッドがなかなかに面白い。RINZAIに限らず、OSHO-ZENシリーズ、これで当分、どっぷりつかってやろう。
いえいえ、入矢義高バージョンの「臨済録」も、これはちゃんと読めるようになりたいですね。漢文原文までは無理だとしても、せめて読み下し文を楽しみたい。やるぞ。
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