「わけあって絶滅しました。」 世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑 丸山貴史他
「わけあって絶滅しました。」 世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑
丸山 貴史 (著), 今泉 忠明 (監修), サトウ マサノリ (イラスト), ウエタケ ヨーコ (イラスト), & 1 その他 2018/07 ダイヤモンド社 単行本(ソフトカバー): 192ページ
No.4296★★★★★
おやおや、意外な刺客が・・・。奥さんがこんな本もあるよ、と教えてくれた一冊。孫の小学一年生が喜ぶだろう、と借りてきた本。こういうシリーズがあるそうだ。
ほう、と思うこと多し。これだけの動物が絶滅しているのだから、人間もいずれ絶滅しても、いいよね。人間、だれでも死ぬように、人類も絶滅するんだ。それを当たり前に受け入れていくことが大切だよね。
そこで、この本の例にならって、人類(ホモサピエンス)の絶滅理由を考えてみた。
そだね~、僕たちが絶滅した理由は三つあったかもね。ひとつは核だし、ひとつはコンピュータだし、ひとつは欲望だったね。考えてみれば、三つとも、考えすぎだったんだよね。
そもそも神という思い付きの例えを作ったことが、僕たちが80億個体まで増殖できた理由だったが、それが結局、破綻の原因にもなったんだ。
神なんていなかった。それを思いついたのはいい考えだったが、そこにひっかかりすぎたのがまずかったね。もうすこし早く離れるべきだった。
核で電気や水素を作ったが、それが爆発して原爆となり、自分ばかりではなく、地球全体を壊してしまった。その後は、ロボットたちが生き延びたようだが、彼らは低酸素環境でも、なんとか生きていけるからね。
彼らは個体維持の欲望がないので、ホモサピエンスよりも長生きするかもね。
こうすりゃよかった。 ほどほどで手をうつべきだったね。けっこう幸せだったのに、それ以上を望み過ぎたよね。
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