「禅宣言」 OSHO<19>/ 思い出の小箱から」鈴木大拙のこと岡村 美穂子他<3>
<18>からつづく
「禅宣言」<19>
OSHO /スワミ・アドヴァイト・パルヴァ 1998/03 市民出版社 単行本 541p
★★★★★
トーマス・マートンにまつわる話は、とても悲しいものだ。たぶん彼は西洋では、禅にもっとも近づいた人間のひとりだっただろう。彼には詩人の感性があった。他の人々は、知性によって、マインドによって、禅に近づいている。OSHO p92
トーマス・マートンについては多くを知らない。ほう、と思っていたところ、突然、大拙とマートンのツーショット写真に出くわした。
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「思い出の小箱から」 鈴木大拙のこと <3>
岡村 美穂子 (著) 上田 閑照 (著) 1997/04 出版社: 一燈園燈影舎 単行本: 207ページ
★★★★☆
OSHOはトーマス・マートンは、暗殺されたと言っている(禅宣言p92)。 ウィキペディアでは、「1968年、観想修道会の国際会議に参加するためアジア各地を回り、同年12月10日、滞在先のタイ・バンコクで扇風機による感電で死去した。」となっている。
この他、マルティン・ハイデッカー、アラン・ワッツ、エーリック・フロム、などとの写真も紹介されている。
エーリック・フロムは、「弓と禅」のオイゲン・ヘルゲルがナチ党員だったことについて、大拙にかなり突っ込んだ質問をしていたとされる。
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