「間違いだらけのクルマ選び」2018年版<11>

「間違いだらけのクルマ選び」2018年版 <11>
島下 泰久 (著) 2017/12 草思社 単行本(ソフトカバー) 256ページ
★★★★★
今日は一日、グータラしながらも、クルマの一日だった。洗車し、カメラを調節し、タイヤを交換し、室内を清掃した。もうこれだけで十分だ。一日がクルマの日であった。
そもそも、もっと頻繁にクルマのケアをしなければならないのだ。いつも使いっぱなしで、いざとなった時に困る。そうならないように、法定の定期点検はプロにやってもらっているから、基本は心配ないのだが、それでもやっぱりなぁ、と反省する。
洗車は通常、みんなどのくらいの頻度でやっているのだろう。天候にもよるし、思い入れにもよる。オーナーとしての性格もあるだろうし、クルマの程度にもよるだろう。
一般的な感覚では、月1~2回程度ではなかろうか。隔週ウィークエンド、おそらくそんなものだろう。私もそうありたいが、よくよく考えてみれば、1シーズン1回なんてことも、ないではない。春に1回、夏に1回、秋に1回なんて、そんなペースの時もあったような気がする。
それでもクルマは走ってくれるが、クオリティーとしては、やはり洗車の後は気持ちよく走れる。なんか軽い。これは気分だけではなくて、本当なのだろう。スプリング類とか、足回りの泥やほこりの類が清掃されて、思いっきり機械類が喜んでいるようだ。
ウィンドウもクリーナーを使って曇りおとし。見通しがよくなれば、更に気持ちいい。気をいれてやれば、新車の輝きがもどってくる。新車にはならないが、新車の時の胸のときめきを思い出す。しかし、新車にはならない。それはそうだ。
そんなタイミングで、やはり新車情報が気になってくる。あれこれ思いを巡らす。資金が潤沢にある人々には悩みはないだろうが、生活必需品だけに、なければ困るので、予算案を頭に入れながら、あれこれ浮気心で、クルマの情報を探る。
カタログをもらいに行ったり、ネットで検索したり。クルマ雑誌も気になる。狙いはやはりEVだが、こなれていない。機能もスタイルも、価格も。どうも現実味がない。それでは、とスポーツカーに浮気したり、まがいものEVやハイブリッドの試乗レポートに目をやる。
でもなぁ、やっぱりだめだ。こちらの頭をガツーンと割ってくるものがない。ハートがときめいて寝つけなる、というほどのクルマがない。おそらく、カネがあっても、スタイルが良くても、最後はやっぱり決めてはEV機能だ。ここんとこがこなれてこないと、現実味がない。
しかたない。洗車し、大事に乗りながら、現車を気長に乗り継ごう。そして、次のクルマのために多少でも頭金をためながら、日々を過ごしていこうではないか。
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