「東京ブギウギと鈴木大拙」 山田奨治<2>
「東京ブギウギと鈴木大拙」<2>
山田 奨治 (著) 2015/04 人文書院 単行本: 249ページ
★★★★★
OSHOの「まな板に乗った人々」(「禅宣言」1998/03 市民出版社)のリストの中に、千崎如元の名前があるが、不勉強でその名前を他に聞くことはなかった。ところがこの本で初めて出合ったので、ここに転写しておく。
(釈)宗演はこの旅に、弟子の千崎如幻(せんざきにょげん)(1876頃~1958)を同行させた。如幻は日本で台頭する国粋主義に嫌気がさして、宗演の帰国後もサンフランスシスコに残って布教する道を選ぶ。それからは、ホテルで働いて生活費を稼ぎながら英語を身に付け、公共図書館で西洋哲学の本を読み、ゴールデンゲート・パークでひとり座禅をした。p139「第5章 大拙とビート世代」
さてここで名前の表記が違っているようだが、如幻が正しい。
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