「道元」 別冊太陽 日本のこころ 角田泰隆他
「道元」 別冊太陽 日本のこころ
角田 泰隆 (著) 2012/06 出版社: 平凡社 ムック: 159ページ
No.4259★★★★★
この本も、「禅宗入門」(2016/04 平凡社)と同じ別冊太陽シリーズのムックとして、素晴らしい内容だ。道元がますます身近になる。そして両祖と仰がれる瑩山禅師についても、自然と読んでしまうから不思議だ。そもそもは宗派などないのだが、何百年と受け継がれる中で、中身だけで伝授するには、難しいものがあった。名前もまた必要なのだ。
この本にも坐禅の仕方がある。いくらこの本を読んでも、坐禅したことにはならない。しかし、法門はどこから入ってもよいとされている。前門からでも、裏門からでも、地下からでも、空中からでもいいはずである。一寸坐れば一寸の仏陀、とか聞いたことがあるようにも思う。
この本を手に取っただけで、一つの機縁を結んだことになり、このブログのこの記事にアクセスしただけでも、もうひとつ機縁が深まる、ということもあるはずである。良き読者でも、良き道者でもないにせよ、当ブログにこれらの記事を書かせていただけることを、感謝せざにはおれない。合掌。
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