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2018/10/04

「新装版 正法眼蔵に学ぶ」 講演:紀野一義<1>

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「新装版 正法眼蔵に学ぶ」<1>
講演…紀野一義(真如会主幹・仏教学者・宗教家) 方丈堂出版 発売日: 2012/06(講演1980年) CD10枚組各60分 80頁の解説書付
No.4266★★★★★

 世に素晴らしい本はたくさんある。このインターネット時代、ひとつのキーワードで検索すれば、万巻の良書が飛び出してくる。図書館ネットワークもまた素晴らしい。10万冊どころか100万冊だって、ひょっとすると1000万冊だって、一気に検索してしまう。

 12月になると、近隣の図書館がまた新装開館する。震災で倒壊した図書館が、仮の建物で運営されていたものが、高層の立派な建物になって、蔵書も増え、楽しみはますます増えるだろう。

 しかし、それに比して、こちらの読書量は決して増えるわけではない。当ブログが2006年3月にスタートして以来、12年半(約4500日)で読んでメモしたのは、約4300冊弱。つまり、一日一冊読めば、もう十分なのだ。

 ましてやこれから目も悪くなり、気力も落ちるだろう。本は増えても読むことが出来なくなる。そろそろ目で読むばかりではなく、耳で聴くのもいいだろう、と検索してみると、こちらも結構豊かに準備されている。

 そこでまずは、一枚よさそうなCDをリクエストしておいた。手元に来てビックリした。なんとこのCD本は、なんと10枚組だった。一枚一時間、締めて10時間をかけて耳で聞く正法眼蔵だった。まぁ、これもよからん。

 ようやく4枚のCDを聞き終わったところだが、なんと3枚目に来て、この紀野一義氏は、OSHO(当時の呼称でバグワン・シュリ・ラジニーシ)のことを語り出した。なんと! つい、手に持っていた解説書を落としそうになった。

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 思えば、紀野氏はOSHO「道元」
その探求と悟りの足跡(1992/11 OEJ books) 巻頭の解説文も引き受けていらっしゃる。当然といえば当然というべきであろう。 「世界からOSHOに贈られた評価」の中にも氏の賛辞が見えるし、他の著書にもOSHOの名前を見つけることは何度もあった。

 「私はOsho師に個人的に会ったことはないが、現在までに出版された彼の本はほとんど読んだ。師は今世紀に現れた、最も希有にして有能な宗教家だ。仏教 についての師の説は、霊感と独自の見解に満ちている。仏教を専門とする者として、師の独自で創造的な解釈や、その比類ない宗教性に驚かされることもたびた びだ。師の解釈には仏教の真理が沁み渡っている。現代日本の著名な僧のうちにさえ、これほどの水準の解釈を保ちうる者はいない」
●紀野一義 (宝仙学園短期大学副学長)
1986年当時

 このCDは1980年に録音されている。1922年生まれの氏、実にまだ58歳の頃だった。ということは、OSHO「道元」が出版された1992年当時はすでに70歳になられていたのだった。今回検索してみて初めて分かったのだが、氏は2013年に亡くなられたという。享年92歳。感謝してご冥福をお祈りいたします。合掌。

 まぁ、それにしても50代の氏の声は若々しい。難しい漢文もスラスラ読まれて(当然だが)、その解説も簡にして潔。なるほど、と思わせられること多し。経典にもない当時進行形のエピソードなどを含めながら、実に洒脱で闊達な講演である。

 それぞれ一時間となっているが、あれ、もう一時間経った?と思わず時計を見てしまう始末。まだ半分聞いていないが、残りも聞き終わったら、もう一度メモしよう。

<2>につづく

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