「OSHO、ZENを語る」玉川信明<5>
「和尚、禅を語る」 <5>
玉川信明 2002/02 社会評論社 単行本 263p
不思議なものである。ここにきて、洞山良价(とうざん りょうかい)や雲居道膺(うんごどうよう)の片鱗が見え始めた。
あらためて玉川信明をググってみると、1985年に竹中労らと「風の会-講座にっぽん百年」を組織したが、1991年に竹中労の死去とともに解散。 との記述がある。竹中労は、1974年ごろ、金沢のあるイベントで一緒させてもらったことがあり、一緒に酒をごちそうになり、イノシシ鍋までごちそうになったことがある。
だが酔った私はいきなり彼にとびかかり、私は髪を引っ張られて、大立ち回りになった。翌日目を覚ましてみると、周囲の計らいで、同じ布団に雑魚寝させられていた、という、まぁ、今となっては私にとっての数少ない武勇伝がある。
竹中と玉川がそれほどの距離にいたとするなら、なんだか急に許せる気になってきた。それに、次の記述もある。富山県旅籠町に生まれる。富山県立富山中部高等学校卒。竹内好に師事。上京して辻潤を知り、多くの在野、無頼の人びとの伝記、中国論を執筆した。晩年はラジニーシに傾倒。
晩年はラジニーシに傾倒・・・・・・かぁ。こういう記述もありだな。
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