「かんたん表装入門」 垂水李
「かんたん表装入門」
垂水 李 (著) 2006/06 出版社: 可成屋 (アートブックス) 単行本 95ページ
No.4244★★★★★
垂水 李と書いて、たるみ もも、と読む。当然、作家ネームだ。本名は別にある女性である。麻殖生素子氏も女性であったが、「表装」となると、女性作家の手になることが多いのかもしれない。 えかた けい 氏も女性であった。
たまたま私が現在選んでいる「表装」の4冊は女性作家の手になるものである。私の生活に、この女性的感性が不足しているからこのような結果になったのか。あるいはそもそも表装とは女性の道なのか、いえいえそうではないだろう。
ふと考える。では、これらの女性的センスあふれる表装の世界に、例えば、達磨図とか、龍虎の絵だとか、禅語の墨蹟などを組み合わせることができるか。私はそれもやりたいのだ。身近でありつつ、モダンで、ZEN的で、すがすがしさの中にも、重みのあるモノトーンの世界もうまくマッチしてほしいのである。
その点、この本は延長していくと、そのラインに近づいてきてくれるイメージがある。
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