「命を守る防災サバイバルBOOK」 Be-pal編集部 <3>
「命を守る防災サバイバルBOOK」 <3>
Be-pal編集部 2011/05 小学館 単行本 96p
★★★★★
この度の台風21号ならびに北海道胆振東部地震で被災された皆様にこころよりお見舞い申し上げます。またご不幸にも亡くなられた方々の冥福をお祈りいたします。行方不明となっている方々も、一日も早く救出されることをお祈り申し上げます。<m(__)m>
個人的には、ようやく3・11から7年が経過し、心の傷を抱えながらも、なるべくトラウマに触れないようにして生活し、平常な日々へ移行しようとしている矢先でした。異常気象から相次ぐ天災の連続に、ふたたび心を引き締め、注意深く毎日を生きていく必要を感じています。
3・11後に一番注意したのは、まずは情報源の確保のためのインフラ整備だった。ラジオ、スマホ、家族間の連絡網など、日々確認すべきことではあったのだが、あらためてその確認の必要性を痛感したのだった。
次には、電力の確保。まずは手回し発電機や、乾電池、懐中電灯類の確保。そして、遅ればせながら、屋根には太陽光発電システムを上げた。今のところはその発動の機会はないが、安心の度合いは高い。ただ、今回のように家全体が壊れてしまえば、これもアテにはならないことになる。
車にも、充電システムを充実させたし、また100V電力の取り出し可能にしてある。そして遅れがちではあるが、ガソリンも空にならないように留意している。灯油ストーブも3・11当時活躍した中古機が壊れたので、新しい機種を買い買えたが、まだ活躍するチャンスはない。
飲料水も、定期的に交換・補填している。食料はまずまず保管してあり、即席麺等も最小限準備している。防災バックもいつでも持ち出せるよう玄関近くに保管してある。医薬品類も最小限のものは常に確保できるようにしている。
ただ、そうは言っても、いつの間にか心が緩んでいたのは確かだ。この機会にもういちど心を引き締め、ふんどしを締め直さなければならない。まずは、思いつくまま、自分のto do リストを作っておく。
〇いつの間にか壊れてしまったままのビバーク用テントを、またキチンと準備しておこう。
〇車用ガソリンタンクも買おう買おうと思っていて、まだだった。これも必要だ。
〇手回し発電機などもAU対応型だった。今はiPhone。これもキチンと更新しておく必要がある。
〇常用薬もリストだけではなく、数日分は常に携帯する必要がある。
〇乾電池類も十分か? 油断は禁物。
〇体調は大丈夫か? 3・11直前はダイエットのためウォーキングを日々励行していたので、帰宅時の数時間の徒歩は何でもなかった。普段から自信をつけておこう。
〇普段はあまり現金を持ち歩く習慣はない。必要な小銭程度は常に補填しておく必要がある。
〇充電用電源コードと、秘話用イヤフォンは必要だ。常に点検するようにしよう。イヤフォンはもっと増やしておこうかな。
〇緊急用のスコップやナタ類は大丈夫か? だいぶ古くなっているぞ。
〇ガムテーム類、養生テープ、ビニールテープ、緊急用トイレグッズ。ブルーシート。大丈夫か?
〇眼鏡類、ペン類、これもまた要注意。カッター、ナイフ類もないと困るよ。
〇それと、手前味噌ながら、保険類の再点検も必要だ。家屋の火災保険、地震保険。ケガのための傷害保険、生命保険。自動車の地震噴火津波特約。カッパの川流れでは困る。
〇そして、自分だけではなく、周囲の人々へのヘルプの意味を含めて、心の準備と余裕が必要だな。
その他、食料、医療、通信、普段からブラッシュアップしておくことが必要だ。被災地で戦っている皆さん。がんばってください。心からお見舞い申し上げます。
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