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2018/09/07

「スペクテイター」<29・30号> ホール・アース・カタログ篇

前からつづく

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「スペクテイター」<29号> ホール・アース・カタログ<前篇>
エディトリアル・デパートメント (編集) 2013/12 幻冬舎 単行本: 191ページ

「スペクテイター」<30号> ホール・アース・カタログ〈後篇〉
エディトリアル・デパートメント (編集) 2014/05 幻冬舎 単行本: 191ページ

 「さよなら未来」―エディターズ・クロニクル 2010-2017(若林恵 2018/04 岩波書店)に触れたものだから、ついついこちらの「スペクテイター」も思い出してしまった。「WIRED」日本版と、この「スペクテイター」は、私の目の前に登場した時期がやや似ていたので、つい比較して考えることが多かった。

 この赤鬼+青鬼(と、私は編集者たちをやや愛を込めて通称している)たちが作っている雑誌は、どこかカウンターカルチャーの色が深く、読んでみたくなる記事が多かった。とくにケヴィン・ケリーなどを取材した号などは、何度も何度も読み返したくなる。

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 それに比するところの「WIRED」日本語版だが、本当の意味で開花することなく、日本語版はまたまた散ってしまった、というイメージが強い。自力でもって、自らのライフスタイルの中でじっくり編集作業をしようという「スペクテイター」と、アメリカ資本のアメリカ編集の日本語訳という、ある意味真逆の立場での編集の差がはっきりと出た、という感じがする。


813jytapfal「スペクテイター」31号 ZEN(禅)とサブカルチャー
エディトリアル・デパートメント (編集)  2014/09  出版社: 幻冬舎 単行本(雑誌形態): 196ページ

 なんて、なんともよかったな。イイ感じ。こんな雑誌を編集する編集者になりたかった、と思った。その後、どうなったのか、まったく追っかけをしていなくて、切れ切れだが、なんかうれしい雑誌である。

 とにかく行きつ戻りつする当ブログではあるが、もうひとつ前に進んでいこうとしているので、これらの雑誌にいつまでも拘泥しているわけにはいかない。なにはともあれ、よかったなぁ~、という懐かしモードで振り返ってみたのだった。また戻ってくるかも。

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