「プレムバヴェシュの孫たちとの対話」<75>夏休み
早いものである。3・11前後から誕生したわが孫たちも、あっという間に赤ちゃんレベルを通り過ぎ、全員、幼稚園、小学校に通う日々となった。赤ちゃんと違うのは、全員、夏休みがあるということである。
夏休みといえば、おそらく楽しいことがいっぱい詰まっているはずで、家族単位での移動や、新しい体験が待っている。ということは、爺さんにとっても新しい体験となる。
ことし小学校一年となった孫たちも、さっそく旅行へと旅立った。仕事が残っている爺さんの元に残されたのは、朝顔の育成セットである。それでなくても、ぼうぼうとなってしまう夏の我が家の狭き庭だが、そこに、新鮮なニューフェースが加わったのだ。

夏休み前に、学校からこのセットを持ち帰ってくるのも大変だっただろうが、旅行中にこの朝顔に水をやることができない。その役目は、ごく当たり前のようにに爺さんにスライドしてくるのである。いや、別に嫌いじゃないからいいのだが、下手して枯らしてしまったりしたら、大ごとだ。物事は慎重にやるに限る。
正直言って、我が家に来たときは、すこし枯れ葉がついていて、花付きもいまいちだったぞ。そこで、まずは日差しが強すぎないことに注意し、水もたっぷりやった。ツルは伸ばしすぎず、伸びたらまた支柱に戻して固まり感を強めた。
そして、婆さんは化成肥料をひとふりしたそうである。そうして数日。天候も晴れたり、嵐が来たりの変化があったものの、今朝、庭の片隅で、しっかりと朝顔の花が、7つ、8つついていた。よかった、よかった。
できれば、子供たちが帰ってくるまで、この調子で成長してほしい。そして、きちんと手渡して、ほっとしたい。なんだか、どきどきしたよ。
預かりし 朝顔孫の 顔に見え 把不住
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