「ゼロからはじめる LINE ライン」 スマートガイド
「ゼロからはじめる LINE ライン」 スマートガイド 改訂版 第2版
2018/04 出版社: 技術評論社単行本(ソフトカバー) 192ページ
No.4223★★☆☆☆
ジョン・レノンが殺害された1980年12月。当時私は県立がんセンターの死のベットの上にいた。諦観の日々を打ち破ったのはアルビン・トフラーの「第三の波」だった。情報社会が到来し、やがてもっと自由な、人間的な社会が誕生する。その夢に、26歳の私は酔った。
2006年3月、梅田望夫「ウェブ進化論」を読んで、私はブログを始めた。 そして、2016年10月に、ケヴィン・ケリーの「<インターネット>の次に来るもの」 未来を決める12の法則、で、なにはともあれ、もう少し先に行ってみよう、と思っているところである。
3・11震災後に、LINEというものの存在を知った。その経緯についてはすでに既述しているとおりだが、そのアプリはかなり初期的にインストールはしていまでも登録のままだが、使用はしていない。この件についてはすっかりラガードであり、そのことに悔いはない。
だが、ときに、待てよ、と思わないわけでもない。当時よりかはだいぶすっきりしただろうし、話題参入の意味で、もう一度使い始めてはどうか。逡巡しないわけではない。必要性、嗜好性という意味では、まったく論外なのだが、生来の好奇心が身をもたげる。
ネット社会といわれる情報化時代には、通信手段は不可欠である。私の生活にも欠かせないライフラインである。通信手段がなければ、仕事もできない。大げさに言えば、生活をしていくことさえできない。だが、すでに、それらに対して給されている手段は十分足りている。
通信手段は、自分なりに体験したうえで、精選して使いこなしていくことになるだろう。最近は、アニメキャラをうたったナントカGO!なるアプリもあるそうだ。身近なところでも、いい大人も夢中になっているとのことだが、私はまったく食指が動かない。私はここでもラガードで十分だ。
こんなことで焦ってもしかたない。ちっとも自分の命が喜ばない。しかたないね。もっと楽しそうなことを探そう。自分には自分の嗜好性があるのだ。そう思って、目をそらすのだが、世の中にそのようなアプリや手段があることを無視してばかりもいられない。なるほどね、そういうものがあるのね、という程度には、情報を仕入れておく必要を感じる。
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