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2018/06/14

「美術手帖」更新を続ける21世紀の禅<4>

<3>からつづく 
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「美術手帖」更新を続ける21世紀の禅<4>
美術手帖編集部 (編集) 2016/10 美術出版社 雑誌 p211
★★★★★

1) 2017/09/06にこの雑誌が当ブログに登場して以来、部分的なコメントは数回続いたものの、当ブログが失語に向かう途中での出会いだったので、まともなコメントがなかった。この辺で、多少は切り込んだメモを残しておこう。

2)「更新を続ける21世紀の禅」。いい切り口である。コピーとしては、とてもシビれるような表現だ。これでいい。しかもこの特集がこの「美術手帖」で展開されるというのが、もっといい。ぞっこんである。

3)いわゆる伝統的な禅に対する触れ具合は、まずまずの平均的な内容だが、雑誌のコンセプトに合わせて、中心をアート(芸術)に持っていっているところ、ましてや、そのフィールドを欧米(とくにアメリカ)に設定しているところも、これはこれでいいんじゃなかろうか。

4)禅、ZENといいつつ、今はやりのマインドフルネスというフレーズも登場させるあたり、決して独善に陥っていないのもいい。ただ、それをテーマとした鼎談の深みの程度は満足できるものではないが、要因はそのテーマそのものにあるので、仕方ないだろう。

5)アメリカ・カウンターカルチャーの中でのZENの位置づけもこれでいいだろうし、現在のZENセンターの紹介の仕方もこれでいいだろう。なにはともあれ、この雑誌がこのように特集していた、というそのスタンスが素晴らしい。

6)このセンスの延長として、当ブログとしては禅をZENと言い換えることは、何の抵抗もない。むしろ、歓迎すべき現象である。「更新を続ける」というあたりも、これはこれでいいんじゃないか。伝統に縛られるべきではないし、実際、本当の意味でも伝統は消えつつあるのだ。

7)今やニューバージョンのOSとしてのZENが待たれている。決して日本の寺院仏教に縛られている必要はない。

8)この号に魅力を感じるさらなる理由は、ZENアートというコンセプトを紹介しているところ。当ブログとしては、やや遠慮がちに廃物アートと銘打ったシリーズを展開しているのだが、実際は、それをリサイクルアートどころか、ZENアートとして再デビューさせようとしているところである。

9)科学、芸術、意識の三分野の統合として、現在iRobotなる当ブログ独自のZENアートを展開中である。始めてまだひと月ほどだが、思い付きはすでに一年以上も前のものである。ようやく熟成してきたといえる。

10)今や、方向性はかなり見えてきていて、20%くらいの進捗といっていいだろう。これからわがZENアートはどういう展開を示すのか。我ながら、楽しみである。

11)そういった意味においても、この雑誌の立ち位置は極めて重要であると言える。今後も恐れず、何回か、触れていくこととする。

<5>につづく

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