地球人スピリット・ジャーナル・ダイジェスト版<74>「迷の巻」について
<74>把不住述懐「迷の巻」について
「新装版 正法眼蔵に学ぶ」(講演:紀野一義)から始まった当ブログ「迷の巻」、結局、「京都人の密かな愉しみ」(源孝志 他)までたどり着いた。
「再読したいこのカテゴリこの3冊」は次のとおり。
「新訳 弓と禅」 付・「武士道的な弓道」講演録
オイゲン・ヘリゲル (著), 魚住 孝至 (訳・解説) 2015/12 KADOKAWA/角川学芸出版 ビギナーズ 日本の思想 (角川ソフィア文庫)
「弓聖 阿波研造」
池沢 幹彦 (著) 2013/08 東北大学出版会
「阿波研造―大いなる射の道の教」
桜井 保之助 (著) 1981/03 出版社: 阿波研造先生生誕百年祭実行委員会 古書 限定非売品
迷の巻、迷いに迷ったカテゴリであった、と言えないわけではない。しかし、迷いとシングルポイントネスは、相互的なもので、補完的なものでもある。シングルポイントネスが進めば進むほど、漠然と視野に入る迷いは多くなり、広くなる。
迷いに迷っているわけではない。ある意味、迷いを楽しんでいる。あるいは、迷いを、否定的で、マイナスなものと、決めつけているわけでない。迷いと表現するには、逆に、シングルポイントネスが進んでいるともいえる。
次のカテゴリは「退の巻」となる。こちらも、退の中にマイナス要素ばかりを見ているわけではない。逆説的に、進めば進むほど、元に戻る、ということもありうるのだ。
ブログにおいては、いつものようにフラフラとした道筋ではあったが、実生活の上では、かなり大きな進展があった。大きいというのは規模の問題ではなく、意味的に大きいということだ。
把不住述懐。着実に進んでいる。
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